第10話「手と手」
バンド名を考えるメンバー
前回、シリアスな雰囲気で終わったから、緊張して見始めたら登校日ライブ前の話が始まった。
この楽しい雰囲気とアイリの意見に絶対に従うレイレイに懐かしさを感じる。
ウタ「うえぇ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ジャンケンで負けて、命でもかけてたのかと思うくらいの悲鳴をあげるウタが面白すぎるw
巻き戻して何度でも聞けるw
レイレイが入ったParabola
歌い始めから、ビートボックスだけじゃなくてレイレイが入ったことで、雰囲気が一気に変わった。
レイレイめっちゃカッコいいけど、アイリの表情を見ているとなおさら、悲しくなってくる。
演奏終わりにウタ達と話すレイレイ
やはりParabolaに加入することは決定しているが、部活動を続ける可能性もあるようだ。
しかし、なんとなく部活動を続けていくことは難しいと皆思っていそうだと感じた。
ミズキと話にいくアイリ
明らかにアイリは怒っている。
しかし、自分が言っていることが都合がよくて、話の筋が通っていないと分かっているからこそ、その感情を言葉にしたくても出来ないという印象を受けた。
ミズキに反論できないアイリ
ここのシーンを視聴している時の感情のモヤモヤが半端ない!
個人的には、ずっとアイリを見ていたからこそ、アイリに感情移入してしまって、Parabolaのメンバーが酷いと思ってしまう。
しかし、Parabolaからしてみれば、実力のある人を勧誘し、本人の希望もあり加入させただけだ。
ミズキは明らかに言い過ぎだが、それ以外は別に悪いことはしていない。
しかもアイリも、それを理解しているからこそ反論できずその場から離れることしか出来なかった。
だからこそ、このシーンでは怒りでも悲しみでもない、言葉にできないモヤモヤが残るシーンだった。
1年生メンバーでの話し合い
自分の実力を隠していたレイレイに馬鹿にされていたと感じる反面、気を使わせていた情けなさを感じるウルルとクマちゃん
どちらの意見も当然な感情だと思った。
実力があるのにそれを隠すのは、仲間への裏切りに近い行為だと思う。
しかし、レイレイが悪意を持ってそれをしていた訳ではないと分かっているからこそ、そうさせてしまったという罪悪感があるのだろう。
レイレイを部活に止めさせるべきかどうか
ムスブの考え … レイレイは実力に見合ったステージで戦うべき
クマちゃんの考え … 高校を卒業してからでもいいんじゃないか
どちらも意見もよくわかる。
そして、2人らしい考えだと思った。
ウタの考え … どちらかに決める必要はない
ウタはどちらの意見とも同じ考えだった。
しかし、どちらかに決める必要はないという3つ目の考えを出した。
これは、ムスブとの問題の時にウタが成長して新しく学んだことだ。
上を目指している人の考えは、そうでない人には理解できない。逆もそう。
しかし、理解し合う必要はなく、一緒に演奏できれば音楽を楽しむことができる。
ムスブとの問題の時にウタが出したこの答えが、今回の件のウタの意見に影響しており、ウタの成長を感じた。
いい思い出を作ってあげたい言うムスブ

今度はムスブの成長を感じた。
実力をあげること以外、必要ないと考えていた昔とは違い、楽しい思い出は今後の原動力になると言っているからだ。
アイリに作曲をお願いする1年生達
結構ハードルの高いことをお願いするんだなw
落ち込んでいるのもあるだろうが、アイリも困惑して「え?」としか言えなくなっているw
作詞の進捗を確認しにくるムスブ
本番近いが、まだ作詞ができていないらしい。
曲自体は上がっているから、練習に問題ないと言っているが、そういうものなのだろうか?
ムスブ「I LOVE YOU を恥ずかしげなく言えるのは、ミュージシャンの特権ですから」
めっちゃいいことを言うムスブ。
何だかムスブらしくない気もするが、音楽に手を抜かないムスブだからこそ言える言葉の気もする。
ムスブ「ウタ。あとはあんたに任せたわ」
このシーンでは、ムスブがウタのことを信頼しているのが、とてもよく伝わった。
大事な時に、最後をウタに任せられるのは、自分にも同じように大切なことを気づかせてくれたからだろう。
ウタ「ムスブちゃんから、部長のことを任されてきました…」
それをそのまま言っちゃうのがウタらしいw
レイレイと話すムスブ・ウルル・クマちゃん
アイリと違っていつも通りだと指摘されて、心配されたレイレイ。
レイレイ「ごめんね、心配かけて」
すぐに、自分たちのことではなく、心配をかけた1年生のことを考えている。
優しいけれど、アイリとのことを楽観視しているように思えてしまった。
大声で、言葉に出さないと伝わらないと怒るクマちゃん
クマちゃん過去1の大声。
それだけ、アイリとレイレイのことを心配していたのだろう。
そして、いつも声を出していないからこそ、相手に気持ちが伝わらないことを1番分かっていたのかもしれない。
何かに気づきアイリの元に向かうレイレイ
レイレイのこれまでの、発言からも『信頼』という言葉を言い訳に、自分の思っていることをはっきりと言葉にしていなかった。
言葉にしなくても伝わると思っていたからだ。
しかし、クマちゃんに言われて、そのことに初めて気づいたのかもしれない。
屋上で話し合うアイリとウタ
アイリと一緒に変わりたいと言うウタ
これはレイレイも、ずっと思っていたことだ。
第9話では「アイリも変われば?」とまで言っている。
しかし、レイレイは「アイリと一緒に変わりたい」とは1度も言葉にしていない。
これは、レイレイが無意識に、アイリにはいつか伝わると思い込み、言葉にしてこなかったからだ。
それをウタが簡単に言葉にできるのは、ウタがネガティブだからだろう。
ネガティブだらかこそ、自分の思っていることを正しく相手に伝えようと努力する。
本音で語りあるアイリとレイレイ

本音で語り合えてよかった!
しかし、個人的にはこのシーンは、まだ少しモヤモヤが残っていた。
ハッピーエンドには1歩近づいたが、レイレイがParabolaに入るのは変わらず、今のメンバーでの部活動ができなくなってしまうと思っていたからだ。
クリスマスライブ
バンド名は「テトテ」
文化祭ライブの時といい、ウタにとってアイリの「歌でみんなと手を繋ぐ」と言うの言葉が、すごく心に響いたのだろう。
ウタらしく、アカペラらしいとても良い名前だと思った。
演奏開始「思い出話」
ここでまさかのオープニング曲!
アイリが考えた曲として歌詞を聴くと、また違った見方ができて、とても良い!
「未来が怖くても進んで、今のことを思い出話にしよう。」
という意味の歌詞をアイリが書いていると思うと、泣けてる。
涙を流すミズキ

何で泣いている!?
正直なぜミズキが感動していたのかは分からない。
しかし、無理やり考えるならば、
ミズキがアカペラを流行らして作りたい景色を見ることができたから、夢に1歩近づいたような気がしたのではないだろうか。
だからこそ、演奏が終わった後、その光景を作り出したテトテのメンバーを引き抜いてしまったことに、罪悪感を感じたのではないだろうか。
そして、それに気づいたタマとゾイがミズキを励ましている。
部活との両立を許可されるレイレイ
この時に、やっとハッピーエンドになった気がした。
そして、きっとその許可を出そうと思えたのは、今回のライブがあったからだろう。
ミズキの作りたい景色を作り上げた部活にいれば、また新しい成長ができると思ったのかもしれない。
第10話(最終回)の感想
今回は本心を言葉にすることの大切さが分かる回だった。
今までずっとアイリが変わろうとしないから、2人が離れていくように感じていた。
しかし、レイレイも本音で話そうとしてこなかった。
本心を言葉にして伝えるという、たったそれだけのことが大切だと気付かせたのは、クマちゃんとウタだった。
きっと、自分の思っていることが伝わらない苦しさや、正しく伝わっているか不安になるネガティブ思考の2人だからこそ、言葉にすることの大切さをが分かっているのかもしれない。
レイレイが物語の中で、「ウタに話を聞いてもらいたくなることがある」と言っていたのも、ウタが本心で話してくれるからなのではないだろうか。
ウタの言葉には、打算や偽りがないからこそ、その言葉のまま受け止めることができるのではないだろうか。
それにしても、レイレイが部活動に残ってくれて、ハッピーエンドで終われてよかった!
2期ができるかは分からないけれど、あの6人や新入部員のこれからが見てみたい。
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